A stack of old books on the table.

どんな人におススメ?

  • 資産運用の勉強をしたいけど、何から始めたらいいかわからない方
  • もう一度資産運用の原点に立ち返りたい方
  • 資産運用の普遍的な知恵を学びたい方

どんな内容の本?

『バビロンの大富豪』(原題「THE RICHEST MAN IN BABYLON」)は、刊行以来80年以上経過している作品なのですが、いまだに欧米の多くの人に愛読され続けているすごい本なんです! 80年以上も売れ続けているってことです。漫画版も登場していますので、より読みやすく名著に触れることができます。ではどんな内容なのでしょうか?

「大富豪の教え・・・」、「お金持ちになる方法・・・」、「億万長者から教わる・・・」など、たくさんのタイトルで書籍が刊行されていますが、しっかり読み込んでいくと、その教えはいたってシンプルなものです。『バビロン 大富豪の教え』でも、単純明快な法則が並びます。最初の3つを紹介すると、

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 蓄えた金に働かせよ

です。お金の本をよく読まれる方にとっては、よく聞くフレーズなのではないでしょうか? 書籍の中の登場人物は、教える側が学ぶ側に一つずつ提示していきますが、学ぶ側は「それくらい知ってるよ」という反応であったり、「そんな簡単なこと」と軽視したりします。

みなさんにも経験があるのではないでしょうか? アドバイスを求めたものの、簡単すぎてあきれてしまう。しかしその差は実践するか、しないかである、と著者は説きます。

簡単なことを実践する

話は変わりますが、今から一世紀ほど前、アイビー・リーという名のコンサルタントがいました。話を一部割愛しますが、彼はベツレヘム・スチール社社長チャールズ・シュワップ氏に訪問し、あるアドバイスをします。

  1. 夜寝る前に、あなたが明日しなくてはならない最も重要な6つの項目を書き出しなさい
  2. その6つの項目に対し、優先順位の高い順に番号をつけなさい
  3. 翌日目が覚めたら、一番目から順にこなしなさい
  4. 一番目が終わるまで、決して二番目に取り組んではいけません

どうでしょうか?あなたがこう言われたらどうしますか?

「そんなこと言われてもやることがたくさんあって、、、」、「緊急案件が降ってきたらどうするんですか?」など、できない理由を探して、実践しないことも多いのではないでしょうか?

このストーリーでは、アイビー・リーは最後にこう告げました。「継続すれば効果が判ります。お試し頂いた上で、貴方が感じた価値の額面の小切手をお送り下さい。」 一ヶ月後、シュワップ社長はアイビー・リーに対して、25,000$(今の貨幣価値にして7000~8000万円くらいでしょうか)の小切手を送ったのです。

無名だったベツレヘム・スチール社は、それから5年後、世紀の大合併を経て、世界有数の鉄鋼メーカー「USスチール社」へとのし上がりました。

シンプルなほど難しいもの

さて、話を戻しますと、メッセージがシンプルであればあるほど、人はそれを軽視し、実行に移さないきらいがあります。しかし、実行するかしないか、それがすべての分かれ道である、そう強く説きます。

収入の十分の一を貯金に回す。サラリーマンの生涯年収は3億円と考えると、3000万円貯めることができます。そして残った2億7000万円で暮らし、3000万円は運用を行うなどして増やしていく。

本書のメッセージは、多くのお金の本に見受けられる普遍的メッセージであり、資産運用、資産形成への入り口として非常にわかりやすい書籍です。これから資産運用の準備をしていきたい、という人にとって、また改めて原点に戻って考えていきたいという方にとって良著ではないでしょうか。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事